コミュニティの発展

地域社会のみなさまとともに
ジヤトコグループは、地域社会に愛される「よき企業市民」となることを目指しています。企業活動は地域社会とのかかわりの中で営まれるものであり、コミュニティの一員として主体的に社会とかかわり、さまざまな形で地域社会に貢献することが重要な責務と考えます。
ジヤトコグループの技術やアセットを活かした地域課題解決に積極的に参画することで「その地域にあってよかった」と思っていただけることは企業にとっても有益であり、地域と企業が互いに成長し発展していくことにつながります。例えば、自動車用ユニットの技術を活かして電動自転車用ドライブユニットを新たに開発し、地域が抱える観光振興や健康増進などの課題解決にともにチャレンジしています。また、岳南電車「ジヤトコ前」駅の花壇を整備し、地域のみなさまに生活の豊かさを提供しています。
複雑化する社会課題に対応しながら、ジヤトコグループは常に地域社会との対話を通じた地域活性化や社会・環境課題の解決に貢献していきます。

八木地区:従業員による吉富駅「お色直し」
京都府南丹市八木町にある吉富駅は、八木工場の従業員の多くが利用しており、少しでも力になれるよう継続的に清掃を行っています。2023年11月には従業員と南丹市職員の方々と合同で延べ90名のご協力のもと吉富駅の「お色直し」を行い見違えるほどきれいになりました。
これからもいつもお世話になっている駅を大事に使っていくようにいろいろな活動に取り組んでいきます。

富士地区:自転車を活用したまちづくりへの参画
ジヤトコではクルマで培ってきた技術をもとに電動アシスト自転車用ドライブユニットの開発を行っています。一方で、2022年3月に本社を構える富士市と自転車を活用したまちづくりに関する協定を結び地域課題へのチャレンジを進めています。2023年には地域の企業や団体とともに社会実験を実施するなど、地域まちづくり活動へ参画しています。

中国:子ども向けモノづくり体験
ジヤトコ(広州)自動変速機有限公司は、地域の子どもたちを対象にクルマが走る仕組みを学ぶプログラムを実施しています。これは「見る」「聞く」「触る」などの体験を通じて、楽しくCVTの機構を学ぶ体験型のプログラムです。そして、現在このプログラムは中国 広州にとどまらず、広東省の子どもたちにまで活動の場を広げています。

メキシコ:高卒認定講座開講
ジヤトコ(広州)ジヤトコメキシコ社では、家庭の都合などで高校に通えなかったり、卒業できなかったりした従業員を対象に、社内で働きながら高卒認定を受けられるようにする講座を2021年より開講しています。本講座は2023年までに計4期開催され、計100名以上の卒業生を輩出しております。ジヤトコメキシコ社は高校卒業という目標を達成できるよう今後も支援していきます。

