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ジヤトコは、2050年までにバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル実現を目指します

ライフサイクル全体での取り組み

原材料調達からリサイクルまでの一連のライフサイクルにおける環境影響を評価し、当社事業活動とサプライチェーンのCO2排出量削減に取り組みます。

ライフサイクル全体での取り組み

生産における取り組み

DXの推進と生産技術の革新によりスマートファクトリーを実現し、省エネルギー化を促進します。また、再生可能エネルギーの積極的導入や発電などにより、生産プロセスにおけるCO2排出量削減に取り組みます。

生産における取り組み

商品における取り組み

トランスミッションの効率を極限まで改善し、一層の燃費向上に取り組みます。さらに、電気自動車、ハイブリッド車などの次世代自動車に向けて、当社のコア技術を活かした商品開発を加速し、CO2排出量削減に貢献します。

商品における取り組み

環境活動など包括的な取り組み

行政や地域社会、NPO法人などと協働した植林などの環境活動をこれまで以上に推進し、よき企業市民としてもCO2削減に貢献していきます。

環境活動など包括的な取り組み

ジヤトコは「ライフサイクル全体」「生産」「開発」「環境活動」の4つの領域への取り組みを中心に、2050年までにバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル実現を目指します。中間目標として、工場における溶解炉・アルミ熱処理炉燃料の転換や、熱処理の寄せ止め、フォークリフトの電動化などを推進することにより、2030年までにCO2排出量を2013年比で46%削減します。
そこから2050年にかけては、空気中のCO2を直接回収する技術や自らエネルギーを創り出す、創エネルギーなどを活用し、カーボンニュートラルを実現します。

2050年までにカーボンニュートラル実現

カーボンニュートラル・ステアリング・コミッティで議論  


カーボンニュートラル実現に向けた戦略策定や進捗確認などは月に1回のカーボンニュートラル・ステアリング・コミッティで議論しています。「ライフサイクル全体」「生産」「商品」「環境」の責任者が参加し、社長らレビュアーの支援・意思決定による迅速な課題解決と全社での活動の活性化を目指しています。

ジヤトコ社内のライフサイクル全体での取り組み

ジヤトコ社内のライフサイクル全体での取り組み

当社の取り組み例

スマートファクトリーを目指す

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ジヤトコは工場のスマートファクトリー化を目指しています。2020年4月1日に立ち上がったデジタルイノベーション推進部を中心に、モノづくりのDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、生産性向上や省エネルギーを促進しています。


ジヤトコのスマートファクトリー構想

ジヤトコ社内のライフサイクル全体での取り組み

設備の稼働状況を可視化

ジヤトコの工場は素材仕入れ、加工、組立、検査、出荷に至る一連の工程を1本のラインのように同期させることで、一切の無駄を排除するシステムを組んでいます。途中で生じたエラーにより生産が止まれば次の工程、またその次の工程へと影響が出てしまいます。そうした影響をなくすためにも、生産工程の設備状態を常時見えるようにすることで「止まらない工場」を目指しています。職場で発生した品質問題などを直ちに解決するQRQC*を基本とし、稼働状況が一目で分かる稼働管理ソフトウェアを内製で作成。これにより、チョコ停や故障などの現象を素早く把握し対策を打つことで、生産ロスを減らすことが可能になりました。稼働モニターの導入により、生産ラインの効率が5%向上しました。
ジヤトコは究極の効率と品質を目指し、デジタル技術の幅を広げながらスマートファクトリーを実現するとともに、1台のユニットを製造するために消費するエネルギーを最大限削減し、カーボンニュートラルの実現に寄与します。*Quick Response Quality Control

稼働管理ソフトウェアを使ったQRQC
稼働管理ソフトウェアを使ったQRQCの様子
モニター導入による生産ライン稼働率向上例
2050年までにカーボンニュートラル実現
※A〜Gは生産ラインを示す

生産工程・工法の変革と革新的技術開発を強化

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ジヤトコでは次世代技術の開発においてもCO2排出の低減を主要目標のひとつに掲げており、生産部門と開発部門が連携して2050年度までに温室効果ガスをゼロにするという目標の達成を目指しています。そのひとつ、最新のCVTの生産工程・工法では、これまでのプロセスをさらに見直し、生産リードタイムを大幅に短縮しています。その他すべての部品について生産部門・開発部門が連携しながらCO2の排出抑制に取り組んでいます。 また、開発初期から生産技術部門が商品の設計にかかわる「生産設計」を進めることで、商品性能と生産性の向上を両立させる活動にも注力しています。ダイキャスト時の溶湯購入・歯車部品のシェービング工程廃止・次世代真空浸炭炉の開発・薄肉ダイキャストや材料変更によるユニット軽量化、鋳造機を小型化(ダウンサイジング)することで、より少ないエネルギーで同じ製品が製作可能になるなど、さらなる技術のブレークスルーに挑戦しています。

鉄道による陸上輸送
真空浸炭炉

異業種コラボレーションで地球環境を保全

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地球環境保全に向けた新たな取り組みとして、ジヤトコでは異業種企業との連携を積極的に進めています。東京電力エナジーパートナー株式会社とは、2005年度から共同でNaS電池設備を導入し、負荷の少ない夜間に充電し負荷の高い昼間に使用することで、効率的な電力運用を実施しています。
また、2020年度には設備更新を行い、電力会社の電力不足時に電力を放出し、電力需給の安定に貢献しています。

鉄道による陸上輸送
NaS電池
*液体ナトリウムと液体硫黄、特殊セラミックを利用した蓄電池

モーダルシフトの推進 

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ジヤトコではグリーン物流としてCO2排出量削減に取り組んでおり、2016年から5年間で13%削減しました。
部品輸送に伴うCO2排出量を削減するため、日本国内のお客さまの理解を得ながらモーダルシフトを推進しています。
具体的には、ジヤトコの生産拠点である静岡までの調達部品の輸送に2005年度より広島方面(約780km)からの部品輸送をトラックから鉄道に切り替えました。この結果、CO2削減率で83.3%の効果をあげることができました。

また、2019年9月よりジヤトコ富士地区から京都八木地区へのジヤトコ生産部品の輸送にダブル連結トラックを導入しました。高積載率での輸送を行い、CO2削減につなげました。

2050年までにカーボンニュートラル実現

環境コンテンツによる従業員の啓発活動 

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従業員の環境意識向上を目的に、従業員向けポータルサイトに環境専門のサイトを設けています。社内外の環境行事への参加を呼びかけるとともに、ジヤトコ独自のeco検定やエコドライブ検定など気軽に環境問題を学べるコンテンツを掲載しています。
実際の電力使用量の状態が分かる「電力見える化システム」や省エネルギーの情報を掲載した「動力原低について」を掲載しています。

全従業員が各地区の電力使用量を手軽に確認できるため、一人ひとりの自発的な節電活動につながっています。

バーチャル評価01
eco検定
バーチャル評価02
電力の見える化システム

太陽光発電システム導入と屋上緑化

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富士本社の屋上に再生可能エネルギー利用設備である太陽光発電システム(10kW)を設置し、発電電力を空調設備の電力として利用しています。また、植物による建物温度低下特性を利用した屋上緑化を実施し、夏場の空調設備における電力消費量を抑えています。2020年度は約5tーCO2を削減しました。

太陽光発電システム
太陽光発電システム
屋上緑化
屋上緑化

環境保全への貢献

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ジヤトコは行政や地域社会、NPO法人などと協働した環境活動を推進しています。例えば、富士市を流れる田宿川の水草を刈る活動です。水草は放置するとゴミが溜まり、水位が上がるため洪水の原因となります。周囲住民の皆さんが安心して生活できるよう、今後もよき企業市民として環境保全に貢献していきます。

世界遺産「富士山」を守る

バーチャル評価による環境負荷低減への貢献

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実際にクルマを走行させたときに各機能部品に起こる現象をコンピューターでシミュレーション予測することで、これまで実車で実験していたものをバーチャル実験(HILSなど)に置き換えています。
また、新たに織り込む制御システムなどもバーチャル上で確認することで、実車に搭載した際に手戻りなく開発できるようになりました。
これらバーチャル評価が進むことで、開発期間が短縮できることはもちろん、実車を使った実験が減り、試作品の削減や実験用燃料の削減など環境への効果もあります。
また、システムズエンジニアリングの手法を既存製品や次世代商品に適用し、グローバルに展開することによって50%の手戻り率改善が見込まれ、開発期間の短縮だけでなくフィジカル実験の削減によるガソリン使用量の削減にも貢献しています。
*Hardware In the Loop Simulation

バーチャル評価01
HILSを使ったバーチャル評価
バーチャル評価02