logo-jp corporate-logo-en facebook twitter youtube

ジヤトコのサステナビリティ

ジヤトコは、「技術と情熱でモビリティの可能性を拡げる」というコーポレートパーパスのもと、パワートレインの開発製造で培った独自の技術を活かした価値ある商品やサービスを提供していきます。サステナビリティを経営の中核と捉え、あらゆる事業活動を通して企業として成長し経済に貢献すると共に、社会が直面するさまざまな課題の解決にも貢献することが大切な役割だと考えています。ステークホルダーのみなさまとの対話を通してその関心事を理解し、新しい価値を提供し続けることで、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

サステナビリティ基本方針

1

社会課題の解決

ジヤトコは「技術と情熱でモビリティの可能性を拡げる」というパーパスのもと、サステナビリティを 経営の中核と捉え、あらゆる事業活動やその他の活動を通じて経済の発展に貢献し、社会課題の解決に取り組みます。

2

独自価値の提供

ジヤトコは、革新的技術で独自の価値を提供することにより、クリーン、安全で快適でワクワクするモビリティが創造する社会の発展に貢献します。

3

社会との対話

ジヤトコは、お客さま、従業員、ビジネスパートナーのみなさま、地域社会等、全てのステークホルダーとコミュニケーションをとりながら、持続可能な社会の実現を目指します。

4

従業員の主体的な取り組み

ジヤトコは、全ての従業員一人ひとりがサステナビリティを意識し、主体的に取り組むことによって、 企業としてサステナビリティの活動を推進し、レベルアップを図っていきます。

マテリアリティ(重要課題)

ステークホルダーのみなさまの関心と当社の成長の方向性を合わせるため、ジヤトコは当社が優先的に取り組むべきサステナビリティのマテリアリティ(重要課題)として、5分野18項目を特定しました。これらの重要課題については、経営会議でも論議を行い、事業活動に織り込んでいくことにより、確実に取り組みを進め、企業価値の創出につなげていきます。

重点課題特定プロセス

ジヤトコのマテリアリティは以下のプロセスで特定しました。

マテリアリティ(重要課題)と目指す姿

中長期的な企業価値創出に向けて、マテリアリティごとに目指す姿を設定しています。

マテリアリティ(重点課題) 目指す姿 SDGs
持続可能な
地球環境への貢献
脱炭素の推進 「ライフサイクル全体」「生産」「開発」「環境活動」の4つの領域の取り組みで、2030年までに CO2 46%削減(13年比)、2050年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現する。
クルマの電動化への貢献 トランスミッションで培った技術を活かし、競争力があり電動車両の商品力向上に寄与する電動パワートレインを提供することで、脱炭素社会の実現に向けた電動車両の普及に貢献する。
循環型経済の構築 地球環境保護と持続可能な社会への貢献を目指し、リペア/リユース/リビルト/リサイクルなど事業活動の様々なプロセスにおける効果的な資源循環の仕組みを構築することで、製品・サービスの新たな付加価値を、ステークホルダーに提供し続ける。
大気・水資源・土壌保全 生産活動において投入される資源や、外部に放出される物質の管理を徹底し、省資源、環境負荷低減に取り組むことにより、環境へのインパクトゼロを目指す。
モノづくりを生かしたモビリティ・ソリューション 移動の可能性を拡げるソリューション 革新的な独自の技術により、クリーン、安全、快適そしてワクワクする商品・サービス実現の可能性を追求し、モビリティへの新しい価値を提供する。
エネルギー効率の追求 製品のエネルギー効率の向上や、車両全体のエネルギー効率改善に貢献する技術開発により、社会全体のCO2削減と環境負荷低減に貢献する。
地域社会との共生及び発展への貢献 コミュニティの発展 ジヤトコの技術やアセットを活かし、地域の活性化や課題解決に積極的にかかわることで、地域と企業が共に発展できる社会を目指す。
社会貢献活動 よき企業市民として、「環境」「社会」「福祉」を重点領域とする活動に従業員が積極的に参加することにより、社会課題の解決とよりよい社会の実現に貢献する。
ダイバーシティの推進と社員の幸福の向上 ダイバーシティ&インクルージョン 従業員の多様な価値観と個性を尊重し、一人ひとりが活躍できる組織を実現し、そこから生まれる新しい発想で、お客さまと社会に新しい価値を提供する。そのために、女性や障がい者の活躍を促進する。
人財育成 従業員は会社の「財産」であるとの考えに基づき、一人ひとりが、成長を実感できる働きがいのある職場を実現する。従業員にあらゆる成長の機会を継続的に提供し、従業員と会社が共に成長する。
労働安全衛生 従業員が、安全、健康で活き活きと働ける職場環境を実現する。「安全絶対」で、災害火災のない職場づくり、安全に強い人づくりに、「健康経営」で、従業員のフィジカルとメンタルの健康の継続的な改善に取り組む。
誠実な経営と事業基盤の強化 信頼される品質 お客さまの期待に応える製品品質と品質マネジメントを実現し、お客さまの信頼を獲得する。社員一人ひとりが高い品質意識を持ち、全社課題として取り組む。
人権 人権尊重を事業活動の基盤と認識し、社会に信頼される企業として全てのステークホルダーの人権を尊重し、適用される法令・基準を遵守する。全従業員がこの認識を共有し、最高の倫理基準に基づいて行動する。
持続可能で責任ある調達 ビジネスパートナーとの相互信頼を構築し、お互いの持続的な成長を目指す。サプライチェーンでの環境、社会に配慮したビジネスや、安定した部品・材料供給に向けた取り組みを実践する。
ステークホルダーエンゲージメント 主要ステークホルダーの関心事について積極的に対話を行い信頼関係を構築する。ステークホルダーの声を企業活動に反映することで、持続的な企業の成長と社会の発展を実現する。
ガバナンス・法令順守・コンプライアンス 企業理念や行動規範の浸透、「内部統制システムの基本方針」に基づく内部統制の維持・強化により、規律ある透明性の高い事業運営を行う。常に状況をモニターし課題に対応すると共に、定期的に従業員の教育を実施する。
災害対策(物理的ハザード) 企業活動の根幹を揺るがす様々なリスクを想定し、事業継続のための体制を構築する。定期的な訓練を実施し、継続的な課題解決を実施する。
情報セキュリティ 経営層から現場まで、セキュリティポリシーを周知徹底する。情報資産の特定とリスク評価、最新の予防的セキュリティ対策の実装により、全従業員が責任感をもって、情報資産流出などのリスクに対応する。
SDGs達成に向けた貢献

2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」において「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択さ れました。ジヤトコは世界共通の目標である SDGsを支持し、その目標達成に貢献してまいります。 2022年4月 には、本社を構える静岡県富士市が掲げる「SDGs未来都市行動宣言」に登録するなど、 SDGs未来都市「富 士市」の実現に向けて行動しています。本レポートでは、 SDGsとのつながりを示すため、関連する取り組みを 記載したページに SDGsの各アイコンを掲載しています。