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クルマの電動化への貢献

独自技術を生かした電動化商品の投入

ジヤトコはCVT・ATのメーカーとしてこれまで1億3,000万台以上の製品を世に送り込んできました。一方で、10年以上前から電動化時代に備えてノウハウを積み重ねてきました。2010年に世界で初めて1モーター2クラッチシステムを採用したFR ハイブリッド車用トランスミッション、JR712Eを開発。さらに、電動車向けのモーターやギアボックスの供給も開始しました。2025年からはギア・モーター・インバーターを一体化したX-in-1の市場投入のため、英国に欧州では初となる生産拠点の設立、富士地区での生産ラインも立ち上げました。今後も競争力のある電動パワートレインの開発・製造により、脱炭素社会の実現に貢献します。

2030年までの電動車両向けユニット年産500万台へ着実に準備

ジヤトコは電動車両向けユニットの年間生産台数を2030年に500万台にする目標を掲げています。2025年度より、日産自動車様と共同開発してきた電動パワートレイン「X-in-1」の量産が始まります。我々は、この量産立ち上げを着実に行い、性能と品質で日産車の競争力と魅力を上げることに貢献していきます。

電気自動車用:3-in-1

「3-in-1」は2025年度に市場投入予定の新型「日産リーフ」に搭載され、効率的なエネルギーマネジメントや優れた走行性能を実現します。

3-in-1(電気自動車用)
日産リーフ

e-POWER用:5-in-1

「5-in-1」は、第3世代e-POWERの高い性能を担う中心的な電動ユニットで、2025年度後半には欧州の「キャシュカイ」、2026年度には北米の次世代「ローグ」、日本市場向け新型「エルグランド」に搭載予定です。

5-in-1ハイブリット(e-POWER)用
第3世代e-POWER搭載車ラインナップ
「キャシュカイ」(2025年9月欧州市場で発売予定)
新型「エルグランド」

生産拠点も着々準備中

ジヤトコ 英国会社

2025年1月に発表したジヤトコ 英国会社は、サンダーランド市に設立され、2026年より英国の日産拠点向けに「3-in-1」の供給を開始予定です。ジヤトコ 英国会社はジヤトコにとって初の欧州生産拠点になります。


eパワートレイン工場

ステップATを生産していた富士地区の工場を改修し、2025年度から「eパワートレイン工場」として独立させました。この工場は、グローバルなマザー工場として、富士の技術力を世界に展開する重要な拠点となります。

ジヤトコ独自開発の超小型e-Axle

ジヤトコはオリジナルのe-Axleの研究開発も進めています。ノートパソコンに隠れるほどの超小型サイズでありながら十分な出力を発生するこのユニットは、業界トップクラスのサイズ効率を誇ります。
e-Axleの独自開発において、高出力密度化( 小型化)は最重要課題の一つです。多くのお客さまの車両に載せられるサイズであることから、ビジネスチャンスが広がると考えています。

高出力密度化に(小型化)挑戦

e-Axleの高出力密度化は、単なる小型化、つまりサイズダウンにとどまらず、車両全体の軽量化や資源の効率的活用を実現し、車両設計における自由度を大幅に向上させます。電気自動車への移行に伴い、バッテリー搭載による車両重量の増加は避けられません。この重量増のため車両タイプによっては必要な駆動力の増大が求められ、前後両軸にe-Axleを配置する必要性が高まります。e-Axleの高出力密度化は、この課題のソリューションにもなります。

次世代技術者の育成も視野

さらに、次世代技術者の育成も重要な視点として、この試作ユニットを実車に搭載し、実走行テストによる性能検証の機会を積極的に設けています。ユニットテストカーには、前後両軸にユニットを搭載。実践的な取り組みを通じて技術者が経験を積むことで、将来を見据えた高度な技術力を確実に蓄積し続けています。

ラインナップ拡充目指す

このように、電動化としては、まずX-in-1で電動化事業をしっかりと芽吹かせてメインボリュームゾーンの車両をカバーし、中長期的には小型化の技術開発などを通じて将来的なラインナップ拡充を目指します。今後も引き続き強力に電動化を推し進めていきます。