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移動の可能性を拡げるソリューション

コーポレートパーパス実現に向けて

ジヤトコは「技術と情熱でモビリティの可能性を拡げる」というコーポレートパーパスを掲げています。クルマ以外のモビリティにも、ジヤトコ独自の技術を活かしていくことで、さまざまな社会課題の解決につなげていきたいと考えています。それを具体化するために、2024年4月1日付で組織改正を実施。コーポレート事業推進部門に新規事業の事業化推進組織を新設するなど、新規事業をより強力に推進しています。

電動アシスト自転車用ドライブユニットの開発チーム

「モビリティの可能性を拡げる」アントレプレナーシップの醸成

コーポレートパーパスに向かって継続的に成長していくために、ジヤトコは新しい価値や事業を創造し、リスクに挑戦していかなければなりません。その姿勢がアントレプレナーシップです。2022年度より、経営企画部を中心にアントレプレナーシップ醸成のためのビジネスコンテストや全社イベントなどを実施しています。ビジネスコンテストでは、グローバルの従業員から新規事業創出に向けたアイデアを募集。100件以上の応募に対し、経営層も交えて内容の検討を行っています。個人の柔軟性や変化への適応力が向上し、新たな機会や挑戦に対して積極的に取り組むことや、主体的に考えて行動し、自らのアイデアを実現することで、個人の成長や自己実現を追求することが狙いです。2022年度のビジネスコンテスト優秀案件は、2023年度に社外イノベーションプログラムに参加し、アイデアを磨いて最終的にビジネス提案を経営層に実施しました。その結果、推進者とともに新規事業推進部へ業務を移管し、事業化に向けた活動を継続している案件もあります。2023年度ビジネスコンテストの優秀案件も同様に、イノベーションプログラムに参加し、アイデアを磨いています。

2023年度のビジネスコンテストの参加メンバー

電動バイク用2速自動変速インホイールモータードライブユニットの開発

中国の電動バイク用ドライブユニットの有力メーカーである九洲科技と共同開発。2速の自動変速機とモーターを一体化したこのユニットは最大トルク250Nm、最高時速100km/hを超え、30度という厳しい勾配を上ることができます。

2速自動変速インホイールモータードライブユニット

電動アシスト付自転車ユニットの開発

独自技術でアシストモーターと変速機構を一体化したドライブユニット。バッテリー残量や航続距離のモニタリング、アシスト量の変更などができるスマホアプリの開発も行っています。2024年3月には韓国の自転車メーカーMYVELO社と量産に向けた協業についてのMOU(覚書)を締結しました。

2024年3月4日、MOU締結式の様子(左:ジヤトコ株式会社 小川英二常務、右:MYVELO社 崔 允豪社長)

移乗機構付車いすの開発

開発中の移乗機構付車いすは移乗と移動の機能を一つにしたモビリティです。介護する側、介護される側、両方が抱えている介護現場の課題に対し、人間工学を適用したロボット制御技術により、スムーズな移乗を実現し、介護の現場を笑顔にする商品の開発を進めています。

移動と移乗の機能を一つに