ジヤトコグループの健康経営
ジヤトコグループでは、従業員の心身の健康を「財産」として捉え、持続的成長を目指すため、経営方針に従業員が生き生きと働く職場環境の実現を目指すことを掲げています。そして、直面する様々な課題に対して3カ年の中期計画を立てて取り組むことで健康経営を推進します。


「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定
ジヤトコは、3月11日に発表された「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」に認定されました。
優良な健康経営を実践する会社として経済産業省による認定を受けるのはこれで6年連続となります。

「スポーツエールカンパニー2025」に認定
ジヤトコは、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー2025」に認定されました。(2020年から今回で4回目の認定)

当社では、従業員一人ひとりの健康が会社の成長のための重要なテーマと捉え、ウォーキングなどの運動イベントや食育、オンラインおよび対面の健康セミナーといった健康教育など、従業員が参加しやすい健康づくりに継続的に取り組んでいます。
健康経営推進体制

従業員すべての健康づくりのために / 生き生き働きやすい職場作り
ジヤトコグループでは、幅広い年代層の従業員一人一人が「生き生きと働くことができる」職場環境づくりに取り組んでいます。いきいき働く基本である健康に着目し、安全健康管理部健康サポート室では、「食事」「運動」「睡眠」「メンタルヘルス」の4つを健康づくりの基本軸として、産業医・産業保健スタッフによる様々な活動を通じて従業員の健康リテラシー向上に努めています。また不幸にも疾患を患った従業員も安心して就業が継続できるような治療と仕事の両立支援も行っています。一方、人事総務部と連携し、各種制度を十分に活用して従業員が満足して業務を行う体制を作ることも行っています。こうしてグループ全体で働く従業員に「生き生き働きやすい職場づくり」を提供できる取り組みを進めています。これからも変化に伴う様々な課題に対して、健康経営方針に基づいた3カ年の中期計画を立てて、6本柱の活動に取り組むことで健康経営を推進します。
従業員すべての健康づくりのために
保健指導や職場訪問による健康教育
生活習慣病やメタボリック症候群対策として、健康診断結果をもとにした保健指導や、保健師による職場訪問による健康教育を行っています。産業医・産業保健スタッフは健診結果などのデータに基づき、年代別の健康課題に合わせた教育や、従業員一般に向けた教育やイベントを計画実行し継続的改善を行っています。このような活動の継続を通じて、目標が達成できるよう、産業保健スタッフによるさまざまな支援を行っています。
運動
ウォーキングや筋トレ、バランスボールエクササイズなど手軽に効果的な運動について社内外でのイベントやオンラインのセミナー、アプリ活用したイベントなどにより従業員が運動習慣を継続するためのさまざまな取り組みを年間を通じ行っています。
社内にトレーニングジムを新規設置して運動習慣をつける機会づくりをしています。
2023年度はトレーニングジムの新規設置のため約500万円を投資しました。






食事
食育イベントを各地区の工場の食堂などの会場にて定期的に開催しています。産業保健スタッフがイベントを企画して日産自動車健康保険組合や食堂運営業者などとタイアップして実施しています。健康に関する情報提供をすることで、従業員のヘルスリテラシーが高まり、従業員一人ひとりがよりよい食生活を送れるように働きかけています。



睡眠
健康イベントや健康教育を通じて適切な運動や食事、生活リズムを整えることで良い睡眠をとる必要性を従業員に伝えています。各地区に休憩時間や短時間の仮眠が可能なリフレッシュエリアを設置しています。


受動喫煙防止と喫煙率低減活動
ジヤトコでは2003年より受動喫煙防止、喫煙率低減に向けた取り組みを推進し、社内における受動喫煙リスクの根絶を図るために、2017年4月1日より全地区敷地内全面禁煙の取り組みをスタートしました。これにより従業員の喫煙率は大きく改善し、受動喫煙のリスクも大幅に低減しました。今後も引き続き禁煙外来の活用推進や健康サポート室で卒煙なんでも相談室による啓発活動などの取り組みを通し、卒煙率向上を目指します。

がん対策
40歳以上を対象に日産自動車健康保険組合と共同で従業員のがん検診を実施しています。
メンタルヘルスの取り組み
働く人を取り巻く環境は年々厳しさを増し、ジヤトコグループ従業員においても仕事におけるストレスを感じる機会は増える傾向にあります。従業員の健康づくり活動の中でもメンタルヘルス対策は特に重点をおいています。安全健康管理部健康サポート室が窓口となり、産業医・産業保健スタッフ(保健師・産業カウンセラー)が従業員への相談対応・職場復帰支援や周知・啓発といった教育活動を継続しています。また、外部相談窓口(社外EAP*)も活用しきめ細やかな対応を心がけています。
従業員対象のメンタルヘルス教育や保健師による職場訪問活動で従業員と顔の見える関係を築くことや管理職を対象としてメンタルヘルス不調の未然防止や早期対応ができるよう産業医による教育を行っています。ストレスチェック制度も活用し、個人のストレス度を確認する機会にするとともに、職場環境改善にも取り組んでいます。
社外EAPによる相談窓口の設置で本人以外のご家族によるご相談にも対応しており、場所による制約も無く、平日に限らず土曜日にも相談できるという各相談者の状態によりそった環境を提供しています。
これらの取り組みを効率よく進めるために人事総務部と安全健康管理部、産業医の連携によるメンタルヘルス対策チームを作り、メンタルヘルスの問題に対してより早期に対応することで、従業員が安心して働くことができる環境づくりを目指しています。
*EAP…Employee Assistance Programの略



多言語対応
日本語を母語としない従業員の方などには英語等の外国語による相談や外部医療機関受診対応を行っています。
ビジネスパートナーとの連携
サプライチェーン全体での互いの成長と発展に向けて、「パートナーシップ構築宣言」を公表しています。
ジヤトコ健康経営 中期計画
