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ニュースリリース

ジヤトコ、平成29年度 資源循環技術・システム表彰で経済産業省産業技術環境局長賞を受賞

自動変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:中塚晃章、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円、以下ジヤトコ)は、「平成29年度 資源循環技術・システム表彰」(主催:一般社団法人産業環境管理協会、後援:経済産業省)において、経済産業省産業技術環境局長賞を受賞しました。

今回の受賞は、同社が長年にわたり取り組んでいる、オートマチックトランスミッションのリマニュファクチャリングの技術が、環境資源の効率的な利用に大きく貢献していると評価されたことによるものです。

オートマチックトランスミッションのリマニュファクチャリングは、従来使用済み品として廃棄されていた当社製のオートマチックトランスミッションを自動車ディーラーの整備工場から回収し、分解洗浄、部品検査、部品交換、組立、性能テストを行い、リユース品でありながら新品とかわらない品質のアフターセールス部品として、自動車ユーザーの皆さまへお求めやすい価格で提供するシステムです。

ジヤトコでは1989年から28年間にわたり、オートマチックトランスミッションのリユース事業に取り組んできました。特に点検基準設定においては、改善のPDCAを回すことにより再利用部品の拡大を図り、省資源、省エネルギー化を進める事でCO2削減に寄与し、地球温暖化防止に貢献してきました。また新品の量産品と同等の性能テストで性能確認を行い、さらにリユース品独自の項目を追加することで、新品と同等以上の高い品質を保証しています。また、リマニュファクチャリングしやすい部品設計、修理しやすい構造設計にも取り組み、市場から回収したトランスミッションの再利用率の向上にも取り組んでいます。更に、市場から回収した部品を詳細に調査し商品開発へフィードバックすることで、商品の更なる品質向上を行っています。

ジヤトコは、より多くのお客さまの様々なご要望にお応えし、省資源、省エネルギーの観点から地球環境の保護にも貢献すべく、リマニュファクチャリングへの取り組みを推進してまいります。

<リマニュファクチャリングの流れ>

<資源循環技術・システム表彰について>
企業その他事業団体等が実施している、廃棄物の発生抑制、再使用、再資源化の促進に資する優れた技術開発等の特徴を有する事業・取組を広く公募し、表彰することにより、それらの事業・取組を奨励・普及し、新たなビジネスの創出を図ることを目的とする表彰制度。

<経済産業省ニュースリリース>
http://www.meti.go.jp/press/2017/10/20171013003/20171013003.html