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ニュースリリース

ジヤトコ、中国でのCVT(無段変速機)累計生産台数 500万台を達成

自動変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:中塚晃章、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円、以下ジヤトコ)は、同社の中国における生産子会社であるジヤトコ(広州)自動変速機有限公司(以下ジヤトコ広州)でのCVT(無段変速機)の累計生産台数が、2018年1月に500万台に達したと発表しました。これは、同社が中国市場に進出後10年で達成した成果となります。

ジヤトコ広州は、2007年にジヤトコの中国の生産拠点として設立され、2009年に生産開始して以来、「中国で聴き、中国で考え、中国で実践する」という方針の下、中国市場の急速な成長と共に、順調に生産能力を拡大しています。現在、従業員数は2,000人を超え、「Jatco CVT7」、「Jatco CVT8」の両機種を生産し、年間生産台数は100万台規模となっています。2016年度の生産台数は94万台で、グローバルのCVT生産台数の約20%を占めました。

中国市場のニーズに迅速に応え、高品質な製品を提供するために、ジヤトコ広州に2012年に品質技術センターが設立されました。今では、市場調査、開発、生産、販売、市場品質保証等の機能を有する、グローバル戦略における重要な海外拠点となりました。2015年には、世界最大変速比幅8.7の「Jatco CVT7 W/R」の量産を開始しました。海外拠点で、量産機種を立ち上げたのは初めてです。

「ジヤトコ広州は、設立10年を経て優れた生産技術を習得し、ジヤトコの主力製品であるCVTを全世界へ送り出す重要な役割を担うようになりました。500万台達成という地点に立ち、これからも新たな気持ちで卓越した技術力を更に向上させ、業績を伸ばしていきます。また、環境性能と動力性能を高次元で両立させることが可能な品質の高い製品を生産することで、中国CVT市場の発展をリードし、中国自動車産業の発展に貢献していきます」とジヤトコ広州総経理の秋山佳信は述べています。

ジヤトコ(広州)自動変速機有限公司
ジヤトコ株式会社の中国生産拠点として2007年4月13日中国広東省広州市に設立。2009年4月に生産開始。
・投資額            :1.8億人民元
・資本構成         :ジヤトコ株式会社100%
・敷地面積         :15万平方メートル
・従業員数         :2017人(2017年3月末時点)

ご参考資料:ジヤトコ広州累計生産500万台への推移
年月     累計生産台数
2009年9月  10万台
2013年4月  100万台
2014年7月  200万台
2016年1月  300万台
2017年3月  400万台
2018年1月  500万台

ご参考ニュースリリース

ジヤトコ、中国での事業開始10周年