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佐久間 亜佐美 インタビューイメージ

仕事を続けたいという願いを、「帯同休暇」が叶えてくれた。

私がこれまでに経験した長期休暇は、産休・育児休暇が2回、主人のメキシコ転勤時に取った帯同休暇1回の計3回。入社してからの8年間で、4年以上も休暇を取っていた計算になります。「長期休みを何度も取得するのは難しいのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、ジヤトコにはこれまでにたくさんの人が産休・育児休暇を取得していますし、帯同休暇に関しても、会社の方から「新しく帯同休暇制度ができたからぜひ利用して欲しい」と、勧めてもらったぐらいなんですよ。主人の転勤が決まったときは仕事を辞める選択も視野に入れていたので、本当に有り難かったですね。

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どんな状況でも、協力してくれる仲間がいる職場です。

長期休暇から復帰するとき、確かに不安はありました。でも、育児休暇中に息子を連れて職場に遊びに行くと、「久しぶり!元気だった?」「またいつでも顔を出してね」「復帰したら席はどこがいい?」と、みなさんいつもあたたかく迎えてくれたんです。だから、精神的な不安なく戻れたんですよね。復帰後は時短勤務や在宅勤務を利用して働いていますが、「早く帰ってあげて」「私がやっておくから大丈夫!」と、みんなが理解を示してくれています。

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世間の当たり前よりも、
社員の働きやすさを優先してくれる。

メキシコでの生活で最も心配だったのが言語の問題。現地の常用語はスペイン語で、英語があまり通用しません。正直、ちゃんとやっていけるのか不安でした。しかし、ジヤトコには語学学習補助金制度があり、現地に着いてからは毎週、メキシコ人の家庭教師からスペイン語を教わることができたんです。実際に転勤する主人だけではなく、私まで制度を使えるのが嬉しかったですね。おかげで、日常生活で使える基本的な語学スキルを学ぶことができました。滞在中はいろいろな企業の日本人家族と知り合う機会がありましたが、「家族の転勤に合わせて仕事を辞めた」という方も多かったので、より帯同休暇制度の有り難みを実感しましたね。世間ではまだ馴染みのない制度でも、会社がいいと判断すれば積極的に導入してくれる柔軟さはジヤトコの魅力だと思います。

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「私」だからできることを、
これからも模索していきたい。

生産部門 生産管理部に復帰してからはJMEX(メキシコ拠点)からの輸入管理を担当するなど、帯同休暇中の経験が今の業務に活かせています。スペイン語の活用はもちろん、「詳細に指示を出すより、箇条書きでシンプルな指示を出した方が現地の人には伝わりやすい」など、暮らした経験があるからこそ工夫できている点は多いですよ。上司も、そんな私の仕事ぶりをみて「よく頑張ってくれている」と評価してくれています。私は勤続年数に比べるとキャリアが短く、時短勤務を利用しているためどうしてもできることが限られてしまいがち。でも、「子育てと両立して働いている」「帯同休暇の経験がある」からこそ提案できることもあります。私ならではの視点や経験を活かして、独自のキャリアを築いていきたいですね。

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「今」だけではなく、「未来」まで見据えることの大切さ。

私は悩んだとき、新人時代に上司から言われた「目の前のことだけ考えるんじゃなく、もっと長いスパンで考えてごらん」という言葉を思い出すようにしています。目の前にある悩みだけにとらわれては、すぐに頭の中が悪いイメージでいっぱいになってしまいます。でも、「今」だけじゃなく「未来」まで視野を広げることで、「最終的に目指したいゴールはどこか」「そのために今何をすべきなのか」が少しずつ見えてくるんです。就職活動中の方の中には、今やるべきことが多すぎて途方に暮れている方がいるかもしれません。そんなときは一度深呼吸して、社会人としてスタートした未来の自分を想像してみてください。きっと、新しい選択肢や考えが生まれると思います。