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小澤なつ子 インタビューイメージ

復帰後も同じ仕事を続けられるのは、周囲の協力のおかげです。

主な仕事は品質情報のシステム開発やデータベースの維持管理。お客さまからのクレーム情報や請求情報、返却品情報、各種製品の不具合に関する報告データをわかりやすくまとめて社内向けに発信し、会社の品質向上に貢献しています。今の仕事は産休に入る前から担当していることもあり、とてもやりがいを感じています。しかしその分やるべきことは多く、ときには息子の保育園のお迎えまでにやり切れないことも……。そんなときは早めに上司に相談し、サポートメンバーを付けてもらったり、内容やスケジュールを見直したりと、グループのメンバーに協力してもらいながら時間内に仕事が終わるよう工夫しています。

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産休に不安を感じていたのは私だけ。上司も仲間も「大丈夫」と信じてくれた。

私は2度の産休・育児休暇を体験していますが、2回目に長期で休むときの不安は大きかったですね。新たに1年間のブランクをつくってしまうだけではなく、子どもが2人になれば子育てにかかる時間も増えるわけですし……。復帰後のキャリアがうまく描けず、とても悩んでいました。でも、そんな私に対して当時の上司は「キャッチアップできない仕事なんてない。子どもとの時間をいちばん大切にしていいんだよ」「ぜひまたこの部署に戻ってきて欲しい」と言ってくれたんです。それを聞いて心が軽くなり、長期休暇や復帰することに対する不安が解消。「休暇中は育児に専念して、復帰してからまた自分らしく頑張ればいいんだ」と考えられるようになりました。

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1年で職場の環境はガラリと変化。だからこそ、無理なく復帰できた。

私は元々いたグループに復帰しましたが、休んでいた1年間で職場の状況はずいぶん変わっていました。でも、すべていい方向へと変化しているんですよね。自動化が進んでいたり、分析技術が向上していたり……良くなった状況に順応するだけだったので、大変さや難しさを感じることはなかったです。みなさん私の状況を理解してくれているから協力的ですし、ブランクがあるからと言って意見を軽んじられることもありませんでした。でも、だからこそその状況に甘んじず、周囲の信頼を得られる仕事ができるよう心がけています。普段の業務で、何かわからないことがあれば最初に声をかけてもらえる、グループで新しいシステム企画の話がでたとき、一緒に仕事がしたいと思ってもらえる……そんな存在になりたいですね。

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子育て、夢、やりたいこと…
社員の想いを守ってくれる制度がある。

仕事も子育ても疎かにせず取り組めているのは、時短勤務制度や在宅勤務制度を利用できることが大きいですね。まだ子どもが体調を崩しやすい年齢なので、自宅で仕事ができるのはとても助かっています。ジヤトコでは他にもフレックス制度や帯同休暇制度など、柔軟な働き方が制度として用意されているから、安心して活用できるんですよ。フレックス制度を使って子どもを保育園に送ってから出勤するパパさんもよく見かけます。ちなみに、在宅勤務や時短勤務は子育て世帯に限った制度ではありません。私の場合は「子育て」でしたが、それ以外にもさまざまな働き方に応じて利用できるところは、ジヤトコの柔軟性の表れだと思います。

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子育ての喜びも、仕事のやりがいも、どちらも手に入れたいから。

仕事と子育てとの両立は、正直楽ではありません。でも、私はどちらかひとつを選ぶより、両立した方が絶対に人生が充実すると思って今の道を選びました。もし仕事を辞めて子育てに専念していたとしても、それはそれで楽しんでいたと思います。でも私は、もっと大きな喜びや達成感を味わいたかった。ジヤトコなら、自動車業界全体、世界中にいるお客さま、数千人といる社員のみなさん……仕事を通じていろんな人や物に貢献できるんです。その大きなやりがいは子育てでは体験できない唯一無二のもの。これからもまだまだキャリアを積み上げて、世界に貢献できる人材になれるよう頑張りたいですね。大変なときもありますが、私は今の生活を心から楽しんでいます。