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ニュースリリース

ジヤトコ、中国での事業開始10周年

自動変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:中塚晃章、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円、以下ジヤトコ)の中国生産子会社であるジヤトコ(広州)自動変速機有限公司(以下ジヤトコ広州)は、2007年の設立から10周年を迎え、6月28日、地元政府関係者、ビジネスパートナーの皆さま等来賓を迎え、ジヤトコ社長の中塚晃章、ジヤトコ広州総経理の秋山佳信を始め、関係役員、従業員等約470名出席のもと、記念式典を開催しました。

 

式典の様子

ジヤトコ社長の中塚晃章は「2ペダル市場が拡大する中国市場では、環境対応へのニーズも高く、卓越した環境性能と運転性能を両立するCVT技術の先進性と将来性が認められています。中国はジヤトコのグローバル成長実現のための重要市場と位置付けており、今後も当社の技術で中国クルマ社会の発展に貢献していきたい」と語りました。

ジヤトコ広州は、メキシコに続く当社の第二の海外生産工場として2007年に設立され、2009年の生産開始以来、累計生産台数は400万台に達しています。生産能力は設立当初の14万台/年から現在は100万台/年に拡大、従業員数も250人から2,000人に飛躍的に増え、ジヤトコのグローバル生産体制を支える重要な生産拠点に成長しました。

ジヤトコ広州では、同社で生産を立ち上げた「Jatco CVT7 W/R」を始め、ジヤトコのCVT主要ラインナップである「Jatco CVT7」や「Jatco CVT8」を生産しています。「Jatco CVT7 W/R」は、日産自動車が中国で販売する「ラニア」、「ティーダ」、「シルフィ」に搭載されており、さらに7月発売予定の「キックス」にも搭載されます。

2012年には、ジヤトコグローバルで初めての品質技術センターを開設し、開発、市場調査、品質保証等の機能を通して、中国市場のお客さまのニーズに迅速に対応できる体制を整えています。

ジヤトコ広州総経理の秋山佳信は「この10年の関係各位のご支援に感謝します。これからも、中国のお客さまの声に耳を傾け、中国市場とともに成長する企業として、従業人全員のリーダーシップで、モノづくりを極めていきたい」と語りました。

ジヤトコとジヤトコ広州は、戦略市場である中国のお客さまの近くで、お客さまのニーズにあった、高性能、高品質のCVTをタイムリーに提供できるよう、次の10年に向けて事業に取り組んでまいります。

ジヤトコ(広州)自動変速機有限公司10年のあゆみ
2007年 ジヤトコ(広州)自動変速機有限公司設立
2009年 中型FF車用CVT「JF011E」生産開始
2011年 生産能力増強/Jatco CVT7 生産開始
2012年 品質技術センター設立
2013年 Jatco CVT8 生産開始/CVT累計生産台数100万台達成
2015年 Jatco CVT7 W/R 生産開始
2017年 設立10周年/CVT累計生産台数400万台突破

以 上