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2011年1月20日

ジヤトコ、CVTの累計生産1,000万台を達成

自動車用変速機(ATCVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:石田 繁夫、本社:静岡県富士市、資本金:2993,530万円、以下 ジヤトコ)は、CVT(無段変速機)の累計生産台数が、1997年の生産開始以来、約14年で1,000万台に達したと発表した。単一メーカーのCVT累計生産台数が1,000万台に達するのは世界初

世界初の副変速機付ベルトCVT(JF015E)

ジヤトコは、1997年に、世界で初めて2リッタークラスに対応した金属ベルトCVT(F06A)の生産を開始。その後も、1999年に世界初のトロイダルCVT(JR006E)を開発・量産化、2002年にはベルトCVTとして現在でも世界最大のトルク容量となる3.5リッタークラス大型FF車用ベルトCVT(JF011E)を生産開始するなど、7機種を市場投入し、約14年で累計生産1,000万台を達成した。また、世界的な環境・燃費への関心の高まりを背景に需要が増加する中、生産地域も拡大し、200511月にはメキシコで、20099月には中国でも生産を開始。現在、国内4拠点、海外2拠点の計6拠点でCVTを生産している。

ジヤトコは、1997年のCVT生産開始以来、世界初の技術を商品化し、CVT市場開拓のパイオニアとして常に業界をリード、2009年には画期的な独自構造を採用した世界初の副変速機付CVTを市場投入している。現在、軽自動車用から3.5リッタークラス車用までのCVTフルラインナップを揃える唯一のメーカーで、2009年に全世界で生産されたCVT生産台数に占めるジヤトコのシェアは、業界トップの41%であった。

:当社調べ

CVT累計生産1,000万台の歩み】

1997 7

富士地区(静岡県富士市、当時日産自動車富士工場)で、世界初の2リッタークラス金属ベルトCVT(F06A)を生産開始

199910

世界初のトロイダル式CVT(JR006E)を生産開始

20004

八木地区(京都府南丹市、当時三菱自動車京都製作所八木工場)で生産開始

2002 8

世界最大の3.5リッタークラス金属ベルトCVT(JF011E)を生産開始

200511

ジヤトコ メキシコ社(メキシコ アグアスカリエンテス市)で生産開始

2009 8

世界初の副変速機付CVT(JF015E)を生産開始

2009 9

ジヤトコ (広州)自動変速機有限公司(中国 広州市)で量産開始

201012

掛川地区(静岡県掛川市)で生産開始

201012

生産累計1,000万台達成

以 上