ジヤトコ、中型FF車用ベルトCVT(JF011E)の生産累計500万台を達成 自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:石田 繁夫、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円、以下 ジヤトコ)は、中型FF車用ベルトCVT(JF011E)の生産累計500万台を達成した、と発表した。CVT一機種の生産台数が500万台に達するのは、JF011Eが世界初*。 中型FF車用ベルトCVT (JF011E) このJF011Eは、世界で初めて2リッタークラスに対応した金属ベルト式CVT(F06A、1997年生産開始)に代わる新世代CVTとして2004年に富士地区(静岡県富士市)で生産開始。環境・燃費への関心が世界的に高まる中、優れた燃費性能や、軽量・コンパクトで優れた車両搭載性、また、環境対応へのニーズの高い2~2.5リッタークラスに対応すること等が評価され、搭載車両を拡大した。2005年11月にはメキシコで、2009年に9月には中国でも生産を開始。日本、メキシコ、中国で生産するグローバルユニットとなり、生産開始より約6年の2010年7月に生産累計500万台を達成した。 ジヤトコは、1997年にベルト式CVTの生産を開始して以来、世界初の技術を商品化し、CVT市場開拓のパイオニアとして常に業界をリード、2009年には画期的な独自構造を採用した世界初の副変速機付CVTを市場投入している。現在、軽自動車用から3.5リッタークラス車用までのCVTフルラインナップを揃える唯一のメーカーである。2009年に全世界で生産されたCVT生産台数に占めるジヤトコのシェアは、業界トップの41%であった。 *:当社調べ JF011Eについて 【生産累計500万台の歩み】 ●2004年 9月 富士地区にて生産開始。12月、日産 ラフェスタに初搭載。 ●2005年11月 ジヤトコ メキシコ社(メキシコ)で生産開始。 ●2006年 9月 八木地区(京都府南丹市)生産開始。 ●2009年 9月 ジヤトコ (広州)自動変速機有限公司(中国)で量産開始。 ●2010年 7月 生産累計500万台達成。 【主な納入先と搭載車両】
以 上 |