ジヤトコ株式会社 日産とジヤトコ、次世代の無段変速機を共同開発 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン 以下、日産)と、同社の関連会社であるジヤトコ株式会社(本社:静岡県富士市、社長:石田繁夫、以下ジヤトコ)は22日、小型軽量化とフリクションの低減を実現した次世代の無段変速機(Continuously Variable Transmission: CVT)を共同で開発したと発表した。日産は今後、この技術をグローバルに採用していく。
次世代CVT この次世代CVTは従来のベルトによる無段変速機に加え、副変速機を備える独自の構造を採用することにより、変速比を大幅に拡大するとともに小型軽量化、高効率を実現した。 主な特長は以下の通り。 ●世界一の変速比幅/発進・加速性能の向上 ●小型軽量 ●フリクションの低減 次世代CVTは、加減速、登坂・降坂など運転状況に応じて最適なギアを選択する制御技術である「アダプティブシフトコントロール」(ASC)を採用し、発進・加速性能などの運転性のさらなる向上も図っている。 日産のパワートレイン担当執行役員である西村周一は、 また、ジヤトコの副社長である薄葉洋は、 日産とジヤトコは、中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、これまでにCVTのグローバル年間販売台数100万台の達成や7速ATの開発・市場投入を実施してきた。両社は今後も持続可能なモビリティ社会の発展に貢献するため、実効性のある技術や商品を開発し、市場に投入していく。 *1: 乗用車における比較(MT、DCT除く。当社調べ) 以 上 |