仕事内容 WORK
生産の流れ・職種紹介
生産の流れ
私たちのトランスミッションは、鋳造、鍛造、加工、組立、物流などの工程を経て製造されます。
製造をサポートする保全、品質保証などの仕事もあります。
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鋳造
アルミを高温で溶かした金属を型に流し、複雑な形状の部品を作ります。
素材の投入
フォークリフトを使って大量のアルミの塊を750℃の高温の炉に投入し、液体状にします。
設備操作
溶けたアルミは最大3,500tの力で締めた型に流し込んで、製品を形成します。設備は自動で動くため作業者が操作します。
外観検査
全ての製品を目で見て、部品の有無・表面の均一さ・キズなどを確認し、検査後は次の工程に送ります。
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鍛造
鉄の棒を切断し、型にはめて力を加えて、複雑な形状の部品を作ります。
プレス成型
1,250℃まで加熱した鉄(材料)を型にセットし、最大6,000tの力を加えることで製品の形を作ります。
部品測定
規定の測定工具を使って、決められた箇所と時間で測定し、正確な寸法であるかを確認します。
外観検査
全ての製品を目で見て、部品の有無・表面の均一さ・キズなどを確認し、検査後は自動で次の工程に送ります。
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加工
鋳造、鍛造で作られた部品を機械で削ります。
三次元測定(ケース)
削った製品は全自動で三方向から測定できる機械を使い、高精度の規格に収まるか測定します。
目視検査(ギア)
ギア製品は訓練を積んだ作業者が、小さな部位を見逃さないよう拡大鏡を使って、キズや汚れがないか一つずつ確認し、検査後は自動で次の工程に送られます。
目視検査(プーリー)
プーリー製品は訓練を積んだ作業者が、キズや汚れの有無を丁寧に確認し、検査後は自動で次の工程に送られます。
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組立
加工した部品や外部から購入した部品を組付け、トランスミッションとして仕上げます。
部品組立
製品に糸くずや埃などが入らないように防塵服を着て、部品を組立てています。
部品組付(プーリー)
体の負担を軽減する装置を使って、重い部品を組付けています。
部品組付(ハウジング)
人の手では組付けにくい部品をロボットで組付け、そのまま自動で次の工程に送ります。
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物流
工場内での部品の運搬、お客さまにトランスミッションを届ける準備をします。
部品受入
外部業者から購入した部品を、仕分け作業を行う場所に運搬しています。
部品準備
専用のトレイを使って、必要な部品を必要な数だけ、組立に送る準備をしています。
出荷
お客さまから要求されたトランスミッションを、必要な数だけ準備して、出荷しています。
製造をサポートする仕事
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保全
設備のメンテナンス、修理を行います。
故障診断
故障診断には、高い判断技能が必要です。電気の故障であれば回路の診断を行い、設備の調整や部品交換などを行います。
部品交換、整備
機械故障と判断された部品は即交換し、整備場で高技能の保全士が分解整備した後、予備品として再利用されます。
設備点検
保全は設備の修理だけではなく、故障を未然に防ぐことに加え、製品の精度を維持するための高度な定期点検や調整も行います。
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品質保証
部品、トランスミッションが品質を満たしているかを確認します。
部品測定
品質保証では多くの測定具を使い分けながら、製品の寸法が設計通りに作られているかを確認しています。
分解調査
組付けられた製品を抜き取り、手順に従い分解して汚れやキズは無いか、正しい力で取り付けられているかなどを確かめます。
最終点検
お客さまにご満足いただく製品を届けるため、最終点検も怠りません。
社員の生の声!
JATCO社員インタビュー
先輩社員インタビュー
ジヤトコで働く先輩社員の声をお届けします。
仕事におけるやりがいやこれから社会人になる方へのメッセージなど、率直な声を聞かせてくれました。