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2006年6月14日

新開発 軽自動車用CVT、スバル『ステラ』に搭載

自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:石田 繁夫、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円)は、新開発の軽自動車用ベルトCVT(無段変速機)を富士重工業株式会社に供給、本日富士重工業から発表・発売された新型軽自動車『ステラ(STELLA)』に搭載されましたので、お知らせいたします。

本軽自動車用CVTは、当社と富士重工業の合弁会社:富士AT株式会社を通じて、開発されたものです。

開発は、当社と富士重工業及び富士ATが共同で行い、当社と富士重工業が長年のCVT事業で培ったそれぞれの優れた技術を融合し、世界最高レベルのCVTを開発しました。

生産は、富士重工業の群馬製作所大泉工場(群馬県邑楽郡大泉町)にて行い、ジヤトコを通じて販売しています。

本軽自動車用CVTは、フリクション低減やロックアップ開始車速の低速化、広い変速比幅、発進時の油圧最適化を織り込むとともに、搭載車両に適した変速特性にチューニングされ、CVTならではのショックのないスムーズな変速フィーリングはもとより、加速性能の向上と燃費性能の向上を実現しています。

この度、軽自動車用CVTが新たにラインナップされたことにより、当社は軽自動車から、小型、中型、さらに3.5リッタークラスの大型車用までのCVTフルラインナップを揃えることになりました。

当社は、世界を代表するAT・CVT専門メーカーの一つであり、これまで5,500万台以上のAT・CVTを生産し、日産自動車をはじめ、国内外の自動車メーカーに納入してきました。CVT分野において業界の先駆者的役割を果たしており、ベルトCVTについては、1997年に2リッタークラスFF車用を、2002年には3.5リッタークラスの大排気量FF車用を、それぞれ世界で初めて量産しています。

以 上