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2000年6月5日

韓国/現代自動車及び三菱商事との
トランスミッション事業に関するフィージビリティースタディ開始について

自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ・トランステクノロジー株式会社(会長兼社長:佐々木健一、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円)は、この度、現代自動車(韓国ソウル)及び三菱商事株式会社(東京都千代田区)とトランスミッション事業に関するフィージビリティースタディ(feasibility study:可能性の調査)を開始することについて基本合意にいたりましたので、お知らせいたします。

現代自動車、三菱商事、当社の3社は、トランスミッションを開発・生産する長期的・戦略的共同事業に関し、韓国に変速機専門合弁会社(JVC:Joint Ventuerd Company)を設立することも含み、フィージビリティースタディを詳細に実施していきます。

韓国の自動車産業は、今後、さらに拡大していくものとみられ、オートマチック・トランスミッション(AT)搭載車の普及も加速していくと思われます。このように韓国市場は、グローバルな事業展開を推進している当社にとって、ますます重要な市場となっていくものと思われ、この韓国市場において、当社は確固たる基盤を築くべく、諸活動を展開してまいりました。今回の合意は、今後の韓国における当社の活動にとって、大きな第一歩となると同時に、さらにグローバルな事業展開をはかるための確固たる基盤となると確信しております。

今後については、フィージビリティースタディの過程で詳細を検討していくことになりますが、韓国現地でのJVCによる事業としてFR(後輪駆動)車用・FF(前輪駆動)車用AT、無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)の開発から生産、販売までも視野に入れて検討していきます。

なお、この3月から当社製FF車用4段変速ATが現代自動車製車両へ搭載されております。

以 上